その症状を改善しよう

依存症について詳しく知る|ハウトゥー自立

物質嗜癖の依存

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一つのものに執着し、自分の行動や思考がコントロールできなくなってしまう有害な習慣を「依存症」と言います。依存症という言葉を聞いたことがあっても、実際にどのようなものかはよく理解していないという方は多くいます。一口に依存症と言っても様々な種類の依存症があるので、まずはどのような種類の依存症があるのかを知っておきましょう。
代表的な依存症が、物質嗜癖です。体内に摂取するものに対する嗜好や癖もことを物質嗜癖と言います。主に、飲食物や薬物のことを言います。
最も多いと言われているのがアルコール依存症です。アルコール依存症とは、お酒飲んではいけないような場面でお酒を飲みたい強い欲求を感じる、飲酒渇望などが起こる依存症です。また、飲む量をコントロールできず、大量のアルコールを飲んでしまうというコントロール障害も表れます。アルコール依存症になってしまった場合は、毎日大量のお酒を飲んで、肝臓を壊してしまいます。健康のために長い間お酒を断っていても、再び少しでも飲酒をすると依存症の症状が現れます。このことを再発準備性といいます。この再発準備性が原因で、多くのアルコール患者がアルコールを止められずにいます。
お酒の他に、タバコをやめられないという依存症の方もいます。タバコをやめられない依存症のことを、ニコチン依存症といいます。ニコチンを摂取すると、ニコチン受容体が快感を感じるドーパミンを分泌させます。この快感を覚えると、脳が再び快感を求めてニコチンを摂取しようとします。これを繰り返していくうちに、ニコチン無しでは生活できなくなってきます。ニコチンが切れると、イライラしたり頭がぼーっとしてしまう禁断症状が表れます。このようなイライラを鎮めるために再びタバコを吸うという悪循環に陥り、タバコを辞められなくなってしまうのです。
物質嗜癖の中でも、特に危険性が高いのは薬物依存症です。薬物依存症とは、薬物の効果が切れると薬物を摂取したいという渇望が生じ、行動をコントロールできなくなり薬物を摂取してしまうというものです。依存性のある薬物を継続的に使用することによって、脳内に異常が生じてしまいます。薬物によって異常が生じる場所は違いますが、継続して使用し続けていくうちに、確実に脳を蝕んでいきます。進行すると薬物を買う金欲しさに犯罪に走ったり、急性中毒で死に至ったり、悲惨な末路をたどります。
このような依存症を一人で治療するには相当の忍耐力と精神力が必要です。サポートしてもらうためにも、医療施設に相談すると良いでしょう。