その症状を改善しよう

依存症について詳しく知る|ハウトゥー自立

心の拠り所

頭を抱える

人生を生きていく上で、辛いことや大変なことが数知れずあります。そのようなことと対峙しながら、負けないで日々を過ごしていく上で大切になってくるのが、心の拠り所です。精神的な支えや、ストレスを解消できるものを見つけておくことで、活力を得たりリフレッシュできたりします。心の拠り所は人によって千差万別で、物であったり人であったり、組織であったり、食べ物であったり、実に様々です。本来人生にとって良い影響を与える心の拠り所も、過度に求めすぎてそれなしでは生きていけないような状態に陥ることもあります。自分の意思では行動や考えをコントロール出来ないほど、1つのものに頼りすぎてしまうことを「依存症」と言います。人に依存してしまった場合は、相手にも大きな負担をかけてしまうことになります。お酒やギャンブルなどに依存してしまった場合は、健康を損ね生活が破綻してしまうこともあります。
依存と一口に言っても、悪いものばかりではありません。相手と一緒に物事に取り組んで、主体性を保ちつつお互いに支えあう相互関係を構築するような関係は理想的です。しかし、一方的に相手に対して求めたり、相手を自分の都合の良いように支配しようとするような関係は悪い依存です。依存された側も精神的に疲弊してしまいますので、自分の人間関係を見つめなおして、依存症かどうかを確認しましょう。

近年は、依存症が増えやすい時代になっていると言われています。その理由として、倫理観が低下している事が挙げられます。日本はかつて周囲との和を尊ぶ国民性でしたが、近年は個人の自由が尊重され始めてきました。周囲に配慮できない視野狭窄状態になり自分の欲求だけを突き詰めた結果、依存症に発展してしまうのです。もちろん、それぞれ自由に幸福を追求の権利がありますが、周囲と円滑な関係も幸福の重要な要素だということを念頭に置いておきましょう。
周囲の人間関係が希薄になっていることも、依存症の原因です。近年はスマートフォンやインターネット技術の発展によって、他人と顔を合さなくても生活ができるようになりました。また、昔のような近所づきあいもなくなりつつあり、隣人の顔がわからない家庭なども増えています。このような中、自分だけの世界に浸るようになってしまいます。その結果、視野狭窄状態に陥り一人よがりな依存に走ってしまうのです。
周囲と積極的にコミュニケーションを取り、円滑な人間関係を構築することで依存症を防ぐことができます。